賃貸物件を借りるために行われる入居審査について解説
賃貸の部屋を借りる場合、気に入った部屋が見つかればすぐに契約して住み始めることができると思っていませんか?
実は、不動産会社で気に入った部屋の申し込みをするだけでは住み始めることはできず、その前に審査を受ける必要があります。
今回は、賃貸物件を借りるために受ける入居審査とはどのようなものか、必要な年収や審査に落ちる方の特徴についても解説します。
賃貸物件の契約をする前に必要な入居審査とはどのようなもの?
部屋探しをして実際に内見をし、気に入った部屋と出会えたら、不動産会社で大家さんへの入居申し込みをします。
入居審査とは、賃貸物件の申し込み後におこなわれる審査のことを言います。
大家さんにとっては、家賃の未払いや滞納、素行の悪さなどのトラブルはできるだけ避けたいものです。
そこで、入居希望者が安心して部屋を貸せる人物であるかどうかを見極めるために、この審査がおこなわれるのです。
この審査がおこなわれる期間は一般的に申し込み後3日~1週間かかります。
賃貸物件の入居審査をクリアするための年収の基準について
賃貸物件の入居審査では、他の住民とトラブルを起こさないか、部屋を正しく使ってくれるかなど、本人の人柄について見られるのが一般的です。
そして、家賃の支払い能力があるかどうかをチェックするため、年収についての確認は必ずおこなわれます。
入居希望者の年齢、職業、勤続年数、勤務先の経営状況、現在の年収などを参考に、支払い能力について見ていきます。
目安として、年収が家賃1か月分の36倍以上であれば審査に通りやすいというのが一般的な基準です。
このとき、収入面で審査に落ちないためのコツとしては、給料の手取り額をもとにして家賃が3分の1以下という部屋を選ぶことが大切です。
賃貸物件の入居審査で落ちる方の特徴や共通点について
賃貸物件を借りる際の入居審査では、落ちる方の特徴や共通点というものがあります。
支払い能力に関する特徴や共通点は、勤続年数が短い、雇用形態が安定していない、不安定な職業に就いている、収入に占める家賃の割合が高すぎるなど。
一方、人柄で落ちる場合、長い期間住み続けることが期待できない、言葉遣いや身だしなみに常識がない、連帯保証人に支払い能力が見込めないなどの特徴や共通点があります。
まとめ
賃貸物件を借りる場合、入居の申し込みをしたあとで3日~1週間ほどかけて入居審査がおこなわれます。
主に、人柄や収入面をチェックされる審査内容になっており、この審査をクリアして初めて契約をすることが可能です。
審査を通るためのコツとして、収入に見合った家賃の部屋を選ぶことが大切です。
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