額面年収400万円の方の生活!手取り収入や家賃の目安と生活レベルとは
賃貸物件のお部屋探しをしている方にとって、自分の年収に対する適正な家賃はどのくらいで、生活レベルはどうなるのかという点は気になるところです。
今回は額面年収400万円をモデルケースとした手取り目安や適正家賃、生活レベルなどについてお話しします。
額面年収400万円の手取り額はどのくらいになるのか?
年収400万円の適正家賃について考える前に、まずは手取り額がどのくらいになるのかを解説いたします。
額面年収に対して、手取り額は75~80%程度となるのが一般的です。
それをもとに計算すると、額面年収400万円の手取り年収は300~320万円程度で、ボーナスなしならそれを12で割った約25~27万円程度が手取り月収となります。
ボーナスありの場合はボーナス分を先に手取り年収から差し引いたうえで、残りの額を12で割って計算しましょう。
額面年収400万円の方にとっての適正家賃の目安はどのくらい?
額面年収400万円の方にとっての適正家賃の目安は、手取り月収の3割程度と考えてください。
先ほどのボーナスなしでの手取り月収から3割を算出すると、7.5~8.1万円が相当する金額となります。
家賃の考え方としては手取りの3分の1、つまり約33%という考え方もありますが、生活を厳しくしないためには手取り3分の1よりも3割までを目安に考えたほうが良いでしょう。
可能であればこの3割よりも安い家賃、たとえば6万円程度に抑えられればより理想的です。
額面年収400万円の方が家賃を支払いながらの生活レベルは?
額面年収400万円の方が家賃を支払いながら生活した場合の生活レベルは、一人暮らしか二人暮らしかによって異なります。
一人暮らしであれば、先ほどご紹介した適正家賃の目安の上限であっても多少の余裕があります。
総務省統計局の「家計調査報告」(2020年)によると、年収300~400万円の単身世帯の生活費の平均は住居費を除き13万4,679円となっているのです。
これなら家賃を支払いながらでも、それなりの貯蓄分は残ります。
しかし二人暮らしとなると生活費の平均は住居費を除き22万6,380円となり、家賃も含めると手取り分だけでは足りなくなります。
額面年収400万円で二人暮らしをする場合の生活レベルは、家賃を抑えることはもちろん、その他の費目でも節約が求められる生活レベルといえるでしょう。
まとめ
額面年収400万円の賃貸物件での生活は、適正家賃の範囲内であれば一人暮らしの人は生活にそれなりの余裕が出ますが、二人暮らしではやや厳しいです。
二人暮らしの場合は共働きまたは、家賃の安い物件を選び、生活費の節約も心がけましょう。
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