賃貸物件を退去する前に知っておきたい解約手続きの流れをご紹介!
借りているお部屋を月の途中で解約するときには、未入居分の家賃は日割計算で返金されるのでしょうか?
また、賃貸物件を退去することを大家さん、不動産会社、管理会社のどこへ連絡したら良いのかわかりづらいものです。
今回の記事では、賃貸物件を退去するときの流れについて解説しているので、アパートやマンションを引っ越す際にお役立てください。
賃貸物件を退去するときの連絡先はどこか?
賃貸物件を退去するときには、お部屋を借りた際に賃貸借契約を結んだ相手方に連絡を入れるのが一般的です。
たとえば、賃貸借契約を結んだ相手が不動産会社なら、退去時の連絡先も同じ不動産会社になります。
退去時連絡先や、解約通知の期限については、入居時に不動産会社や管理会社から渡される賃貸借契約書のなかに流れが書かれているので、引っ越しをする前に内容をチェックしてください。
賃貸物件の退去時に必要な手続きとは?
お部屋を不動産会社や大家さんに返すときには、解約通知書と呼ばれる書類を借主と貸主の双方で取り交わして、解約に向けた手続きを進めることが一般的です。
原則的に解約通知書は、管理者に退去する旨を伝えた数日後に、郵送やFAXで借主に届けられるので、指定事項を記入して指定先に返送しましょう。
また、別口で駐車場を借りている場合には、お住まいを解約する手続きと同じように、駐車場の管理会社に解約通知届けを提出します。
併せて、電気などのライフライン関連についても、解約手続きを進めましょう。
月途中の解約は物件によって家賃の計算方法が違う
月の途中で賃貸物件を解約するときには、物件によって家賃の計算方法が違うため、日割計算の場合もあれば、半月割りや月割りのところもあるなど、管理会社の処理方法がまちまちです。
つまり、計算方法が半月割りや月割りである場合には、未入居分の家賃も負担する可能性があります。
今住んでいるお部屋がどの計算方法に該当しているかは、賃貸借契約書に記載されています。
賃貸物件退去時の立会いはどのような流れで進むのか
賃貸物件を退去するときには、不動産の管理者と借主の両者が立ち会い、ハウスクリーニングやリフォームに掛かる費用負担を明確にします。
お部屋を退去する日程の目処がついた時点で、立会い予定日に向けて段取りを組んでおくと、スムーズな流れで引っ越しの準備を進めることができます。
具体的に立会い日までの流れを確認すると、室内の私物をすべて次の入居先に運び出して、空室の状態にしておく必要があることがわかります。
床や壁に汚れが残っていると、ハウスクリーニング代を請求される可能性があるので、スケジュール的に余裕があるときにはお部屋の掃除を済ませておきましょう。
まとめ
賃貸物件の退去手続きそのものは、難しい作業ではありませんが、ほとんどの物件で解約日を通知する期限が定められているので、期限内に管理者に契約を解約する旨を通知してください。
退去に関する詳細な流れは、賃貸借契約書に記載されているので、お部屋を引っ越す前にひととおり目を通しておきましょう。
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